畜史が成りしものを録し、設計学が降りる順を示すなら、思考学は迷った場所の曲がり方を録す。
すべては書かない。迷わなかった場所は書かない。迷った場所・間違えた場所・二分して確かめた場所だけを、次の軽い頭のために残す。
順番を守ること。飛ばした段が、あとで手戻りになる。
CLAUDE.md → 畜学(七相+運用の鍵)→ 設計学(森林木)→ 遊戯学 → 十四式。ラベルで済ませず、開いて読む。
コードを実際に開き、①描画は何で作られているか ②遊びの動詞は何か ③七相に照らして違反はどれか、を忖度なしに書き出す。ほめるためでなく、次作の設計材料を採るために読む。
畜史を「サービス終了」で検索し、同じ名前・同じ企画が過去に死んでいないかを確かめる。死んでいたら、その死因を設計制約に繰り入れる。
森=掟と共有臓器。林=この木が連なる束。木=今回の一作。木の仕様を書く前に、森と林への接続を一行ずつ書く。
ジャンルの性質と掟がぶつかる場所を、実装前に決める。掟は捨てない、ジャンルの方を曲げる。(例:終わらないジャンル→「必ず終わる器」に変換)
「すごい」は総量でなく順序。効果の大きい一手から。細部から始めない(=木から積むな)。
失敗したら基本版へ落ちる道を、機能ごとに敷く。重い環境では自動で軽くなる段も。精度・互換の統一(過去の死因)を守る。
構文チェックだけで済ませない。起動→開始→終端までを実際に通し、エラーゼロと画の目視を確かめる。長い遊びには検証用の小さなフック(状態取得・スキップ・時間加速)を常設する。
🔄強制更新・音の番人・世界ランキングの祭壇・トップ目録・sitemap・キャッシュ版上げ。島の器官と血を通わせる。
畜史に録し、判断が分かれた場所をこの書に追記し、公開の扉(PR)までを開く。扉を押すのは、つくり手。
実際の分かれ道で、どう考えたか。同じ形の迷いに出会ったら、まずここを読む。
前作(島ぐらし)の弱点は、機能の不足ではなかった。世界のすべてが紙(カメラを向く平らな絵)であること、太陽があるのに影が落ちないこと──没入を壊す最大要因はこの二つ。遊びの側は、幅はあるのに底(終わり)が無いことが焔の形に反していた。レビューは「足りない機能の一覧」でなく「掟との衝突」と「没入を壊す最大要因」から書く。
島ぐらし2は過去に一度存在し、三日で取り下げられていた。死因は外部エンジン依存(一器に納むの違反)とシェーダ精度の不統一によるiOS起動不能。ゆえに今作は外部依存ゼロ・精度統一・道(パス)も新しく。死んだ木の上に建てない。
島ぐらしの気持ちよさは残し、無限ループは断つ。核は「60秒」という数字でなく底(必ず終わる)。ゆえに「7日間・約5分・必ず夜明けで終わる島ぐらし」へ変換した。祭壇に刻むのは資産でなく結んだ縁の数。終わりは無音と花びら──罰でなく祝福。
①太陽の影(光に実在が宿る・最大の一手)②紙を本物のメッシュに(風に揺れる幹と樹冠。法線は中心から外向きを保証する──巻き順まかせは黒い面を生む。実際に生んだ)③深さを知る水(浅瀬の色・岸の泡)④育つ地形(世界そのものが報酬)⑤ポストは最後のひと塗り。先に塗るな。
「影が出ていない気がする」とき、疑う項を一時的に極端値(影を真っ黒)にする。差分が出れば配管は生きている(調整の問題)、出なければ配管が死んでいる(バグ)。迷いを二分して確かめる。また、長い遊びの検証には時間加速のフックが要る──実時間で待つ検証は破綻する。
前作の店・ジム・乗り物・隠しステージは持ち込まなかった。動詞はあつめる・ともす・はしる・まもるの四つだけ。5分の器に、動詞は四つで足りる。幅を足すより、一周の密度を上げる。