畜物語 畜学 設計学 畜物語
The Forest of Works

畜物語

規則ではなく、森そのものを記す。
畜物語という作品世界の姿を、切り分ける前のまま留めておく本。

十冊目の蔵、ただし規則ではない

他の九つの蔵は、畜物語という森の中に立つ個々の掟を記す。畜物語だけは掟ではない。設計学でいう森(全体=十四式の家、世界・掟・共有の臓器)そのものを、規則の形に切り分ける前の一つの姿のまま留めておく本である。

十四式
どう作るのか
遊戯学
なぜ作るのか
設計学
どの高さから作るのか
畜史
何を作ったのか
思考学
どう考えたのか
肥料学
なぜ終えたのか
技術学
何で作るのか
祖元学
そもそも、なぜこの形か
標準学
何を土台に選ぶのか
畜物語
作品の森そのもの

巻 ─ いまはまだ、森は空である

🌲   🌲   🌲

ここにはまだ、巻が一つも無い。
それはこの本が未完成だからではなく、森がまだそのままの姿でいる、ということ。

正論蒔宿と対話するうちに、畜物語という森の輪郭が一つ見えたとき、ここに巻として記す。急いで埋める場所ではない。

Volumes will grow here, one at a time

畜物語は「答えを先取りする」書ではない。他の九つの蔵が言葉にできた規則を運ぶのに対し、この本はまだ規則になる前の、森そのものの姿を待つ。空であることが、いまのこの本の正しい姿である。